詰め物・被せ物

レジン前装冠

金銀パラジウム合金のフレームにレジン（プラスチック）を貼り付けた被せ物。
前歯は保険適応となる。
金属の裏打ちがあるので、レジン単体よりも強度は増す。
ただしレジンが欠けたりすり減ったり、変色・劣化も起こりやすい。
また歯肉の黒ずみや金属アレルギーを引き起こす可能性がある。

メタルクラウン

歯科において古くから使用されている金銀パラジウム合金で、銀が５０%の割合を占めるいわゆる銀歯の被せ物。
唾液によるセメント溶解が起こりやすいため、歯と詰め物の間にすき間が出来やすく二次的なむし歯になりやすい。
また口腔内で腐食を起こし、金属イオンが溶け出して金属アレルギーの原因になる。
強度は高く、欠けるリスクはほとんどない。

メタルインレー

歯科において古くから使用されている金銀パラジウム合金で、銀が５０%の割合を占めるいわゆる銀歯の詰め物。
唾液によるセメント溶解が起こりやすいため、歯と詰め物の間にすき間が出来やすく二次的なむし歯になりやすい。
また口腔内で腐食を起こし、金属イオンが溶け出して金属アレルギーの原因になる。
強度は高く、欠けるリスクはほとんどない。

CAD/
CAMインレー

レジン（プラスチック）にセラミックを配合したハイブリッドセラミックブロックをコンピューターで制御し作成する詰め物。
2022年4月より隣接歯との接触面を含む窩洞（複雑なもの）に限り保険適応となった。
従来の保険の白い詰め物（プラスチック）より強度はあるが、セラミックと比べると吸水性があるため、欠けたり、変色・劣化が比較的起こりやすい。

セラミック
インレー

66,000円(税込)

全てセラミック（陶材）から作られている詰め物。
透明感があり色調再現性が高いため、見た目が自然の歯に近いように仕上げることができる。
汚れやプラークがつきにくいため、むし歯になりにくく、変色リスクも少ない。
ジルコニアに比べると衝撃に弱く強度は劣る。

ジルコニア
インレー

66,000円(税込)

ジルコニアと呼ばれる最も強度の高いセラミックの詰め物。
従来のセラミックよりも強度が高く、欠けるリスクが少ない。
むし歯になりにくく、変色も起こりにくい。
従来のセラミックに比べると透明感に欠ける。